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第8回 アスリートとカイロプラクテッィクの関係性
――今後、カイロプラクテッィクをどのように広めていきたいと考えてますか?


「スポーツされている方っていうのは、絶対身体の歪みが出てくるんです。それに最近のスポーツっていうのは、どんなものでも体感のバランスが重要視されているんですね。ある程度のレベルまでいくと、精神力はもちろん、身体のバランスも大切なんです。トップの選手の身体というのはすごくバランスがいいですね。そして、身体のバランスがいい人は怪我や故障をしない。そういった身体の均衡を整えていくことで成績もあがりますし、体感を変えるだけで、今まで80%しか出せなかった力が100%出るようにもなるので、ホント、スポーツをされる方ほど勧めたいですね」


――体感バランスですか。人間の身体って知らない間に左右のどちらかに片寄ってしまうものですからね。


「あと、もちろん栄養摂取も大事です。例えば、神経伝達でもカルシウムをしっかり採ってる選手と、何も考えない普通の食生活をしている選手と比べると瞬発的な力が違ってきますね」


――やっぱり食生活は大事ですね。


「自分でも大会とか行くと1週間くらい拘束されちゃうんですね。僕は大会中、食事は結構気をつけているんです。ここだけの話、普段の生活は結構バラバラなんですけど(笑)。ただ普段の生活から必要なものだけでも意識してサプリなどで採ってるので、それだけでもある程度息が続くようになってますね」


――外部から身体にエネルギーを取り入れる方法は、食事しかありませんからね。


「僕は自分でいろいろ試してみて、よいと思ったものを、来てくれた患者さんに教えることにしています。栄養にしてもカイロプラクテッィクにしても、トレーニングにしても、自分で何でもやってみて、自分がよくなったとか変化がないと本心で勧められないですからね」


――最後になりますが、独立して医院を持つという夢はかないました。先生の次の夢は、何になるのでしょうか?


「今は、パラリンピックです。もちろん仕事は今のまま安定させるんですけど、ひとまずやることは、パラリンピックに出る。2年後の北京です。でも、これは夢じゃなくて目標ですね」


――パラリンピックは夢よりもっと現実的で、やり遂げなければいけないこと、ですね。


「まずはこの施術院を安定させて、お客さん一人ひとりに満足してもらえるようにがんばります。やっぱり患者さんは大事にしないといけないですからね。いくら僕がテニスをがんばったって、診療に来てくれるお客さんには関係ないですから」

カイロプラクティックの治療図


――でも、これだけしっかりした目標があると、患者さんも先生のこと応援したくなりますよね。


「そうですね(笑)。応援してくれる方がいて、僕自身も励まされています。なので、僕も精一杯、痛みを抱えている患者さんの身体を診て、アドバイス、手助けをしていこうと思っています」

インタビューの前週には海外で行われた大会から戻ってきたばかりという平手先生。多忙な日々はこれからもしばらく続きそうですが、その眼差しからは、さらなる高みを目指す力強さが感じられました。それは、施術室のところどころにバーベルが置いてあり、「ちょっと空いた時間には、コレ(バーベル)でトレーニングしてます」と語ってくれたことからも垣間見れます。

障害者やアスリートの健康を影でサポートしながら、北京を目指す平手先生。世界の舞台でサービスエースを決める日が待ち遠しい。

「23歳からの再スタート〜平手貴博さん〜」
2004年1月10日放送に放送された『きらっといきる(第197回)』(NHK)の番組の内容を文章と映像で見ることができます。
カイロプラクティックひらて 平手貴博院長
カイロプラクティックひらて
平手貴博院長

日本カイロプラクテッィク連合会正会員
医学団体 日本成人病予防協会認定健康管理士

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